等価回路バッテリモデル

1908
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開回路電圧、直流抵抗、インダクタンス、および、2つのRC並列回路からなる等価回路バッテリモデル。
入力端子へは、電池温度または雰囲気温度を接続。
出力端子へは、SOCと電池温度を接続。
物理量保存端子へは、電気系ドメイン信号を接続。
熱演算モードが「Enable」の場合、ジュール発熱、雰囲気温度、および熱物性パラメータをもとに電池温度を内部で演算。
R、C、Lはそれぞれ電池温度およびSOCに依存する2次元マップ。

等価回路バッテリモデル接続方法 :


等価回路バッテリモデル内部構成図 :

本モデルの内部構成

本モデルの熱演算模式図
熱演算モードが「Enable」の場合、雰囲気温度、ジュール発熱、および熱物性パラメータから電池温度が演算される。

動作環境 :


ブロック図 :


ソルバー設定 :
・グローバルソルバー
 - ソルバー:任意
 - 演算周期:ローカルソルバーの設定値に依存
・ローカルソルバー
 - ソルバー:後退オイラー法
 - 演算周期:1 msec
 - イタレーション回数:3回

 

モデル制約条件:
 - 本モデルは、実機通りの挙動及び挙動精度を模擬または保証するものではない。
 - ライブラリフォルダ内のファイル構成を変更した場合、本モデルは動作しない。
 - 上記の動作環境、ソルバー設定以外での動作は保証対象外。
 - 付属のパラメータセット以外での動作は保証対象外。
 - モデル内のLookuptableの設定は、内挿:Linear、外挿:Nearest(最終データ保持)で固定。
 - SOC=0かつ放電の場合、または、SOC=1かつ充電の場合、電流は流れ続けるがSOCは変化しない。
 - 電池電圧が負になった場合、シミュレーションは停止する。

 

実行方法 :
 1. ライブラリがあるフォルダをMATLABカレントディレクトリに設定する。
 2. パラメータを読み込む。
 3. 実行対象のモデルを開く。
 4. モデルを実行する。
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