CVT ガソリン車用操舵・制駆動シミュレーションモデル

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本モデルはCVT ガソリン車を想定した車両運動性能評価向けシミュレーション用プラントモデルである。
パワートレインは、エンジン(排気量1.5[L])・CVTから構成している。
シャシーは、ステアリング・車両(3軸6自由度の4輪モデル)から構成している。
電気系は、オルタネーター、スターター、低圧バッテリ、電気負荷から構成している。
本モデルの入出力端子は下記の通りである。
入力端子へは、制御信号と環境信号を接続。
出力端子へは、センサー信号やモニター信号を接続。
物理量保存端子へは、外部の接続無し。

 

信号一覧:

・制御信号
   スロットル開度、アイドリングストップフラグ、
   フューエルカットフラグ、MBTからの点火タイミング、
   CVT プーリー比、トルクコンバータのロックアップ指示フラグ、
   ブレーキ開度(4輪)、目標モータトルク、
   ドライバのステアリング操作トルク、
   スターター作動フラグ、オルタネーター目標電圧

・環境信号
   道路勾配、風速

・センサー信号
   エンジン回転数、トランスミッション出力回転数、
   低圧バッテリSOC、トーションバートルク、
   ステアリング角速度、EPSモーター角速度、
   車速、ヨーレート
※ 本モデルは、MBD推進センター発行の「自動車開発におけるプラントモデルIFガイドライン」の事例モデルの制御部と接続可能なプラントモデルとなっている。

 

接続方法 :

 

内部構成図 :

 

動作環境 :

 

ブロック図 :

 

ソルバー設定 :
・グローバルソルバー
 - ソルバー:任意
 - 演算周期:ローカルソルバーの設定値に依存

・ローカルソルバー
 - ソルバー:後退オイラー法
 - 演算周期:2.5 msec
 - イタレーション回数:3回

 

モデル制約条件 :
 - 本モデルは、実機通りの挙動及び挙動精度を模擬または保証するものではない。
 - ライブラリフォルダ内のファイル構成を変更した場合、本モデルは動作しない。
 - 上記の動作環境、ソルバー設定以外での動作しない可能性有り。
 - 付属のパラメータセット以外では動作しない可能性有り。
 - 初期状態は、停車状態である。

 

実行方法 :
 1. モデルファイルがあるフォルダへMATLABカレントディレクトリを移動する。
 2. パラメータファイルを実行する。
 3. モデルファイルを開く。
 4. モデルを実行する。
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